波打ち際日記

主に詩を書きます。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとつだけ

僕らが演じている日々の中で 立った一つ本当の事があるとすれば 蛇口を捻って、水が流れた-- 洗面所の鏡の向こうに写った昨日の夜の、寂し気な顔-- あれが、そうなのかもしれない

ならず者

ならず者の君は 今日も崩れて眠るのさ 半分たてた髪も 夕にはぺしゃんこ あれをしろとか これをしろとか もううんざりで 素敵な彼女でもいれば こうはならないのに